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「またくだらないことばっかりして!」は最高の褒め言葉だと思ってます。
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トラバでボケましょう!第6回に参戦!
第6回 トラバでボケましょう選手権


僕はその不思議な声で目を覚ました。

「タダシや、正、起きなさい。」

どこからともなく聞こえてきた声。
僕がゆっくりと目を開けるとそこは見たこともない世界が広がっていた。

「タダシや、お前の乗った船は遭難したのだよ。」

「だが、船長や船員達もみな無事だ。みなこの世界に連れてきておる。ここはお主らの世界とは別の次元にある世界じゃ。」

僕はそのどこからともなく聞こえてくる声にあっけに取られていた。
目の前は見たこともない草花が当たり一面広がっているだけで、周りを見渡してみても人っ子一人見当たらない。

「どこ?誰なの?どこにいるの?」

僕はその声の主に呼びかけてみたが、その声は僕の質問に答えもせず一方的に話を続けた。

「お前の頭の上にある数値が100にならなければ元の世界には帰れないのだよ。さぁ、ゲームの始まりじゃ。」

頭の上?
僕は自分の頭の上を見ようとした。
しかし、自分で自分の頭の上は見ることが出来ない。

「っていうか、自分の頭の上なんて自分で見れないじゃん!」


『チャリーン!』


僕がそう言った瞬間、頭の上からお金が弾ける音がした。

「正解じゃ、よくぞツッコんだ。お見事お見事。」

「え?」

「この世界から帰るのにはその数値、いや、そのツッコミコインを100枚貯めねばならぬのだよ。いいツッコミをすればその分コインの貯まりも早いぞよ。」

「え?なになに?あなたは誰なの?言ってる意味が全然わかんないよ!」

「まぁ、そういうわけなのだよ、少年。」

今度は僕の後ろからさっきの声とは違う声がした。

「わっ!あんた誰だよ!いきなり出てきて!」

「私はクリントン。元アメリカ大統領アルヨ。」

「クリントンって・・・、アメリカ人がそんなしゃべり方するかよ!」

『チャリーン!』

また頭の上で音がした。
そして、目の前の男は消えた。

「いいね、その調子で頑張りなよ。」

また後ろから新たな声がした。
その声で振り向いた先には

「・・・犬がしゃべってる!」

「あー、残念、ツッコミしっぱーい。それじゃ普通じゃん。今のは振り向きざまに・・・」

「って、犬かよ!」

「が正解。ざんねーん。」

そして、その犬は消えた。

それから僕は聞こえてくる声や突然出現する人物や物などにつっこむという行為を何度となく繰り返すことになった。


「さばの味噌煮かよ!」

「アッコ違いだよ!」

「モアイになんかに似てねーよ!」

「大麻を推奨するなよ!」

「それはゴメンじゃすまないだろ!」

「そりゃパンダも怒るわ!」

「全然かわいくないし!」

「ノッポさんじゃねーっつーの!」

「アルヨって、またお前かよ!」

「って別人かよ!」

「引き出しから出てこねーよ!」

「モデル歩きとかしても無理!」

「そこには入れない!入れないから!」

「全裸はやめい!」



僕は未だに自分に何が起こったのかよくわからないままだったが、何十回とこのやり取りを繰り返し、わかったことが一つだけあった。

「とにかくツッコむしかない。」

ここはツッコむことで点数をかせぐゲームのような世界なんだ。
非現実的だが、もうそういう世界と思い込むしかない。
今の僕に出来ることはツッコむことしかないのだから。
帰るんだ、元の世界に、マグロ市に帰るんだ!
そして僕はなりふりかまわずツッコミ続けた。
しかし、頭の上にある数値らしきものは自分では見えないので今の状況がわからない。
僕の体力も限界に近づいていた。
とその時、次の声が聞こえてきた。


「広大な海に繰り出していったその船ですが、その後行方が分からなくなりました。
世間では難破してしまったのだと悲観的なニュースが流れましたが、
彼らが帰って来なかったのには別の理由がありました。
なぜ彼らは帰ってこなかったのでしょうか」



これはお題?
僕は混乱した。
今まではツッコミどころが満載な声が聞こえてきたのだが、今回は違う。
これはボケろといっているのか?
しかし、今まではツッコミ続けてきたのだから・・・
とにかく、ここまでツッコミ続けてきたんだ。
もうツッコむしかないだろう。
えーい、一か八かだ!
僕はそのお題にもツッコんでみた。


「そんなの知るかよ!」


僕がそうツッコんだ瞬間、目の前が真っ暗になり全身の力が抜けていった。
ツッコミを間違えた?
いや、違う。
うへぇ、やはりこれはボケるべきだったんだ・・・

「寒い、僕、もう眠くなってきちゃったよ、パトラッシー・・・」

「・・・ん?」

寒い、確かに寒いけれども、僕はこんな言葉を発してはいない。
僕は我に返った。

「誰だよ!僕の声真似した奴は!」

「っていうかパトラッシュとラッシー混ざってんじゃん!」


『チャラララッチャッチャー!』


今度は今までにはなかった音がした。
そして僕は眩い光に包み込まれ気を失ってしまったのだった・・・

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どのくらい気絶していたのだろう。
僕が目を覚ますと1枚の看板が目の前に見えた。











「2-1」













「2面があるのかよ!」












そう、タダシの冒険は始まったばかりである。
もちろん、他の船員達も同じ状況なのは言うまでもない。


「っていうか、第6回のお題完全放置かよ!」


『チャリーン!』


■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題発表から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を発表します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)
 10回毎にグランドチャンピオン大会も開催!

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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企画者がこんな無茶をしてしまえば、後に続く参加者はもう怖いものはなかろう(笑)

ね、毛布さん。
by earll73 | 2004-07-10 02:15 | TB参加
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